2025年7月31日付で退職します。
2009年11月まだ学生に間違われるくらいに初々しさを残していた時期にご縁を頂き、第二内科で働くことになりました。
面接に訪れた際廊下で出くわした当時の教授を先生だと思わずに声をかけてしまい、緊張する間もなく直接面接をしたことをよく覚えています。本来なら秘書を通しての段取りがあったようで、慌てて教授室に入ってきた野口さんの様子が印象的でした。
このイレギュラーな面談がこの後の私の働き方に影響を与えたと思います。
流れに任せること、人を見た目や肩書で判断しないこと、与えられたことは受け入れること。
その後、高須教授が退官となり数か月教授のいない時期を経て、益崎教授が赴任されました。
教授が決まるまでの選考中、異様な医局の盛り上がりが記憶に鮮やかに残っています。
益崎先生が着任され第二内科も大きく変わり、私も少しずつ成長していきました。
中でも教授から依頼される学術スライドの作成や文献検索などをこなすようになり、その面白さに触れることで自身の創作欲が刺激されていきました。
ここで培われたワード検索スキルは思わぬ形で活かせるようになり友人たちからは「リサーチはまみこにお任せ」とお墨付きを頂くまでになりました。(丸投げともいう。。)
ずっと支えてくださった野口さんと益崎教授のご退官を見届けられないこと、次己博士の第2子誕生を直接医局でお祝い出来ないことは心残りではありますが、今動かなければチャンスはいつまでもつかめないと思い転職を決意しました。
15年と少し、大変お世話になりました。
第二内科での記憶を宝に、これからもたくさんのご縁を紡いでいきたいと思います。
心より感謝申し上げます。