琉球大学医学部 第二内科

サマーキャンプ

第34回小児糖尿病サマーキャンプ「ハッピーサマークラブ」
期間:2011年8月2日(火)〜5日(金) 3泊4日
場所:沖縄県立玉城青少年の家
 
今年もキャンパーの元気な声が、沖縄の空や海に響きわたる予定でしたが、台風9号の接近により、二日目夕方にて日程を繰り上げ終了となりました。8月2日(火)〜3日(水)

(2011年8月2日)  スケジュール  短縮変更スケジュール

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(2011年8月3日)  スケジュール  短縮変更スケジュール

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(2011年8月4日)  スケジュール

台風により中止

(2011年8月5日)  スケジュール

台風により中止

 


期間:2010年8月18日(水)〜21日(土) 3泊4日
場所:沖縄県立玉城少年自然の家

(2010年8月18日)  スケジュール

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(2010年8月19日)  スケジュール

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(2010年8月20日)  スケジュール

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(2010年8月21日)  スケジュール

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わたしはこの糖尿病サマーキャンプを通して、さまざまな心境の変化や成長が出来たと自分の中で強く感じています。糖尿病は大変よく聞く病名であり、誰もが“インスリンを打たなければ死ぬ病気”と一口に語っていますが、決してそれだけでくくれる病気ではありません。ただ食事前に炭水化物の量を調整したり、インスリンを注射したり、たまに低血糖になったりと人とは異なった部分もあります。しかし、それをその人の個性と考えると私の出会った糖尿病患者の方々は一緒に生活をしていて何ら普通の人と変わりもありません。逆に普通の人とは何だろうと、疑問さえ浮かびます。単に知識を得るだけでは、患者さんの心を支えることもできないことも実感しました。

病気だからといって憐みの目で患者さんのことを見て甘やかすことは、私の目指す看護ではなく、あくまでも普通に接し、同じ目線でものを考えることが患者のためになるのではないかと思います。今回は子供を対象に実習を行い、得るところの多い貴重な経験が出来ました。これから先はさらにさまざまな年代の方や病気の方と接しますが、今回の教訓を十二分に活かしていきたいです。

私自身キャンパーに会うまで、糖尿病の子は内向的なイメージがありました。しかし、実際に3泊4日過ごしてみると、普通の小学生と何も変わりませんでした。ただ、食事に気をつけていること、インスリンを打っていることだけの違いです。夜までトランプをしてはしゃぎ、レクになると満面の笑みで走り回る姿は糖尿病なんて少しも感じさせませんでした。この4日間で糖尿病を一緒に乗り越えようとする協力的なプラスの面と、糖尿病に対する差別や偏見のマイナスの面の両方を実際に見ていろいろ感じました。医療従事者になる私は、ただ医療の知識を身につけるだけでなく、患者の心のケアもできる人にならないといけないと感じました。そういう偏見に対し、どう対処し患者に接するかは、医療従事者の大きな課題です。この4日間は私にとって本当に素晴らしい経験となりました。無知な私は自分なりにキャンプ間で学べることはすべて吸収したいと思い日々の学習会ではメモをとるようにし、管理栄養士やナースに様々な質問をしたりして持続型や速効型インスリン、将来起こりうる合併症、低血糖、高血糖、患者の悩み、インスリン量の計算の仕方などたくさん学ぶことができました。

糖尿病について学び、実際に糖尿病の子供たちと触れ合い、医師や看護師の活躍を目の当たりにして、改めて将来医療従事者になりたい決意が固まり、意欲も高まりました。参加者130人一人一人の協力と努力がこのサマーキャンプを成功に導いたのだと思います。他者との協力は今もこれからもとても大事なキーワードとなると思います。病気は一人じゃ治せない。医療は一人じゃできない。チームワークの大切さも学ぶことができました。サマーキャンプに参加して本当に良かったと思います。この機会を与えてくれた皆様に感謝します。

病気の子供たちとのコミュニケーションの難しさや、その子供たちの気持ちを理解することの大切さを学ぶ事ができました。自分も去年、初めて大きな病気に罹って、ある程度は病気の子の気持ちは理解できるけれど、それを理解していても、その子どもたちとどう接していくかが難しいと思いました。私は大学生になってから病気になったけれど、今回キャンプに参加している子供達は小学生や中学生が多く、まだ、自分の気持ちをうまく表現できず、コントロールできない部分があって、そういう子供たちにどう接するべきかと、今回の実習で考えさせられました。

私の将来の仕事は、病気をもった患者さんとコミュニケーションが大切になってくると思うので、今回、病院に実習に行くのではなく、糖尿病患者の子供たちと触れ合うことができて、本当に良かったです。将来のための勉強にもなり、いい経験にもなりました。

今回の実習で私は色々なことを学びました。糖尿病についてはもちろん、企画することの大変さ、沢山の人をまとめる難しさ、周りの人と協力することの大切さ、ゼロから自分たち学生だけでレクリエーションなどを企画することを通して普段どれほど人に助けられているか実感させられました。また、キャンパーが低血糖にならない様に、遊びながらも常に周りに気を配ることを通して、その大変さ、難しさも知ることが出来ました。特に子どもについては沢山のことを学びました。共に遊ぶ中で、子どもの可愛いところだけではなく子どもの難しいところまで考えることが出来たと思います。

キャンプを通して看護に必要な知識だけではなく、人間として大切なことを沢山学ぶ事が出来ました。看護師に必要なのは、知識や技術だけではないとおもいます。沢山の人とよりよく関われる人間性、色々な人の気持ちが分かる感受性、どのような時も周りに気を配ることの出来る力もとても大切だと考えます。今回の実習の中で私は看護師に大切なものを学べ、人として一歩成長できた様に感じます。この体験を忘れず、看護師になった時に役に立てていきたいです。

このキャンプを通して、糖尿病についても色々なことがわかりました。糖尿病患者はみんな肥満体だと思っていた私は、キャンパーの子たちを見てとても細い子がいることに驚かされました。まず、糖尿病は小さい時にかかる一型糖尿病と、中年期以降に生活習慣病などが原因になってかかる、二型糖尿病の二つに分かれます。キャンパーの子供たちはみんな一型糖尿病なので、肥満体形に限られなかったのです。また、一型糖尿病の治療法としては食事療法、インスリン注射があてられ、二型糖尿病の治療法としては食事療法と運動療法の二つがあり、場合によってインスリン注射をしたりします。キャンプではキャンパーの子供たちの「自己血糖測定」、「インスリン注射」、「低血糖」を適切に管理し指導することが重要です。

「自己血糖測定」は、糖尿病治療において、特にインスリン注射を行っている人にとって重要な役割があります。自分の体に必要なインスリンを補うために、血液中のブドウ糖の状態をよく知り、うまくコントロールしていくことが大切なのです。正しく血糖測定を行うことによりインスリン量や、食事・運動の量を調節が可能になります。子どもたち自身でインスリンや食事の調節がある程度できるように、できるだけ血糖を測る前にその日の注射量、食事、運動量を考え、血糖値がどれくらいか予測させ、自信を持たせることも大切な目的でした。また、普段体内から分泌されるインスリンには「基礎分泌」と「追加分泌」とに分かれており、その分泌に合わせてインスリン製剤には様々なタイプがあります。生活スタイルに応じて使い分けたりすることもでき、数種類のインスリンを使用している子供たちも少なくありません。なので、インスリンの種類・作用時間については必ず確認をし、その日のスケジュールや血糖値をみて普段のインスリン量と変更するのかをキャンパー自身で決定できるように、声掛けをするのが私たち学生ボランティアの役割でもありました。

「低血糖」については、インスリン注射を行っていると様々な因子により低血糖を引き起こす場合があります。低血糖は命に直接かかわるものなので、とても注意が必要になります。キャンプ中は運動量や、食事量・食事内容、インスリンの種類・量・直近の血糖値、キャンパーの体長などにより低血糖を起こす時間帯も様々で、症状もキャンパーによって全く異なったりするので、どの時間帯に低血糖を起こしやすいかも把握しておく必要があり、キャンパーから目を離さないことを特に意識して実習に取り組みました。

糖尿病患者は、運動することも、食事をとることも制限されていて、お菓子を食べるなんてとんでもないと思っていた私は、運動も食事も健康な人と同じように取り、お菓子も多少は気にするものの、好きなように食べている子供たちを見てすごく驚いたし、糖尿病でインスリンを打っているというだけで、他の子を何ら変わりはないことに、今まで自分の無知さ加減に反省させられました。自分の見ていた世界が広がり、とても啓蒙させられた実習で、とてもよい体験ができました。