琉球大学医学部 第二内科

研究について

現代沖縄型食・ライフスタイルが もたらす
肥満症・二型糖尿病の克服を目指す新時代の内科学研究

本土に比べ20年先行して欧米型生活習慣の洗礼を受けた沖縄県は現在、全国屈指の肥満県、糖尿病県となり、壮年期の致死的血管イベントが急増しています(沖縄クライシス)。

私たちは肥満症や糖尿病の新しい病態メカニズムを臓器連関の中で捉え、視床下部、脂肪組織、消化管、血管、膵臓、肝臓、骨格筋など臓器相互のネットワークの破綻と機能異常のしくみを統合生理学、分子栄養学的アプローチによって解明することを目指しています。

新規の診断法、治療法、予防法の創造は危機の現場である沖縄でこそ出来る独創的研究であり、近未来の日本危機、東アジア危機を救う道標となることが期待されます。

志を共有できる方々の参画をお待ちしています。

個別のテーマのご紹介

成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)に関する臨床研究(仲地佐和子)

・ 沖縄型食を背景とする肥満2型糖尿病の病態解析と新しい治療医学の創成 
  (益崎裕章、島袋充生、分子解剖学講座・高山千利) … リンク先は医学部公式HP中の取材記事です。

・ 玄米食の内臓肥満および糖脂質代謝に及ぼす影響 (島袋充生、比嘉盛丈ほか)

高悪性度ATLを治せるかも!? (仲地佐和子)

血清BAFF/APRILとバセドウ病との関連 (砂川 澄人)

植込み型除細動器におけるフィルター特性について (前里輝)
 
 

医局員・同門会員による最近の主な著作(教科書・単行本ほか)

・益崎裕章.“肥満症”.ガイドライン外来診療.日経メディカル開発,2011, p211-215.

・島袋充生,益崎裕章.“異所性脂肪と糖尿病 <膵β細胞>”.異所性脂肪 ーメタボリックシンドロームの新常識ー.日本医事新報社,2010,p29-39.

・島袋充生,比嘉盛丈.疾患の疑問から現場のトラブルまで・ナースが悩むQ&A.富野康日己監修.メディカルレビュー社,2010, p26-28,p151-152.

・島袋充生.“インスリン分泌における脂肪酸の役割.” 糖尿病ナビゲーター第2版.門脇孝編.メディカルレビュー社,2010, p56-57.

・平良直也,宮城敬.“Intravascular lymphoma(IVL)の診断と治療”.症例検討を通して学ぶ悪性リンパ種診療の実際.菊池昌弘編.メディカルレビュー社,2010,p103-107.

・ Higa S. "Catheter ablation of paroxysmal atrial fibrillation originating from the non-pulmonary vein areas", Catheter ablation of cardiac arrhythmias. Huang S and Wood M., eds. Elsevier, 2010, p.289-304.

・ 比嘉聡.“Ablation Strategies 著名施設のアブレーションストラテジー. 琉球大学:Ensite-guide心房細動アブレーション.”心房細動アブレーションを究める.山根禎一編.メジカルビュー社,2009,p.222-232.

・ 島袋充生.“糖尿病診療における『心臓血管代謝リスク』の考え方”.チーム医療レベルアップ糖尿病セミナー第3巻(DVD). 田中逸ほか編.ケアネット,2009,282min.

・ 益崎裕章ほか編.メタボリックシンドローム 生活習慣病の予防と対策.新日本法規出版,2009,340p.

・ Higa S. "Focal atrial tachycardias", Catheter ablation of cardiac arrhythmias: Basic concepts and clinical applications. 3rd ed., Wilber DJ, Packer DL, Stevenson WG., eds. Blackwell Futura, 2008, p.105-119.

・ Higa S. "Noncontact mapping", A practical approach to catheter ablation of atrial fibrillation. Calkins H, Jais P, Steinberg J., eds. Lippincott Williams & Wilkins, 2008, p.118-133.

・ 比嘉聡.計8章を担当.よくわかる臨床心臓電気生理.沖重薫編.第2版,中外医学社,2008,238p.

今後も随時追加予定です。

公開特許情報

発明の名称: 高脂肪食への嗜好性 を 軽減させるための 医薬組成物、飲食品組成物 または 飲食品添加物
出願人: 国立大学法人 琉球大学
発明者: 益崎 裕章先生(代表発明者)、小塚 智沙代さん、島袋 充生先生、田仲 秀明先生、屋比久 浩市先生、比嘉 盛丈先生
公開日: 2013年7月25日   公開番号:公開2013−144656


「イノベーション2013 〜大学見本市&ビジネスマッチング〜(8月29日〜30日)」において発表した際のスナップ写真です。100名以上の方がブースへお立ち寄り下さいまして、ポスター資料等をお持ち帰りいただきました。 また名刺をいただいた方以外でも、研究内容について興味を持たれている企業担当者等が多数いらっしゃいました。 大好評を博した展示会となりました。

 

商品化情報

玄米オリザーノ

フード・アクション・ニッポン アワード2015 研究開発・新技術部門で優秀賞

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